サドシマヒロカ 居留守日記

<   2011年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧




HERE YOU ARE Vol.2

e0167315_2338439.jpg

ライブに出ます!来て下さい!

HERE YOU ARE Vol.2
2011.3.5.SAT 19:00 open 19:30 start
@Daiamond moon

演奏:Danro
A FREETER
プール
   and more…

Danroは、田川の市村あつのりと大分のミワサチコさんの新生バンド。かっこいいです!A FREETERは、あの樋口太陽です。久しぶりの田川でライブ!この日のために帰省します!そして、プールは我らのバンド。
アンドモアーは、何が出るんだろう。果たして出るんだろうか?
とにかく、お時間あるかたは是非〜
[PR]



by kylynism | 2011-02-24 23:45 | 佐土嶋活動(音楽)

2月20日

e0167315_2346262.jpg


2月20日(日)午前9:55
おばあちゃんが死んだ。

朝方2時半頃に、電話がなる。私は何となく嫌な予感がしていたので、普段はアラームの爆音でも目覚めないのだが、すぐに目覚めた。

前日は、いつものように仕事が終わって、病院に直行し、おばあちゃんの横で日記を書いた。おばあちゃんは意識が朦朧としていて、呼んでも反応がなかった。目も見えてなかった。
だけど、その日はなぜか、かちんと目が合った。もしかすると、おばあちゃんは、目が見えているのかもしれないと思わせるほどに、ぴったりと私たちの呼吸、意識が交わった気がした。
帰り際に、病室を出ようとしたのだけれど、なぜか、もう一度戻った。呼び止められているような気がしたから。

おばあちゃん。帰るけど、また明日くるからね。

そう言って、次に会った時にはもう危篤状態だった。

おばあちゃんは、死ぬ一時間前くらいから、意識が戻ったようであった。おしゃべりで、話をすることが大好きだったおばあちゃんは、しきりに口を動かして、何かを伝えようとしていた。
私と、母と妹と叔父と叔母で、ずっと、おばあちゃんに話しかけた。
私たちはここにいるよ。と。

その時は何を言いたいのかわからなかった。ただ、口だけが動いていた。

9時55分に、おばあちゃんはみんなに囲まれてゆっくりと、息を引き取った。

私は、おばあちゃんが死ぬはずがないと思っていたので、なかなか受け入れられず、周囲が呆れるくらいに泣いていた。嫌だ嫌だと泣いていた。

あとで、ふとわかったのだけれど、おばあちゃんは「きこえん。きこえん。」とずっと言っていたんだと思う。
口がそのように動いていたから。

人一倍寂しがり屋で、孤独であることに敏感であったおばあちゃん。私たちがいる事はわかっていたんだけれど、私たちの声が聞こえなかったんだろう。

おばあちゃんが死んだ後に、おばあちゃんの日記を読んだ。2007年に私は、おばあちゃんと二人暮らしをしていた。
私の事をものすごく心配していて、私が誰と、何をしに出かけただの、私が夜中お腹が痛いと言って何分トイレにこもっていただの、何時に帰宅しただの、事細かに書かれていた。

私がおばあちゃんちを出て、今の場所に移った時。寂しくて、涙が出たと記してあった。

もう次はないかもしれないから、もう一度顔を見せてくれ、と言ったおばあちゃん。話が長いおばあちゃん。庭に咲いた花を見に来てくれと電話してきたおばあちゃん。あそこに行きたいから、いつか一緒に連れていってくれと言ったおばあちゃん。

うん。続きはまた今度ね、と言った私。

おばあちゃんはいつまでも生きているんだと思っていた、私。

あと一ヶ月で91歳でした。長生きしました。自分の体のこと以上に人のことも心配しました。おじいちゃんは40年前に亡くなりました。84歳まで、保険会社で働きました。

今日おばあちゃんは、いつもよそ行きの時に着る服と、靴、帽子、眼鏡、そして、たくさんの土産話を抱えて、おじいちゃんの元へと出かけました。
口をぎゅっとむすんで、「それでは、行ってきます。」と言って。
私にはそれが見えました。
今頃、40年分の話しをおじいちゃんに話しているんでしょう。私は会ったことがないおじいちゃんは、気長にそれに付き合っているんだろう。

お疲れ様。おばあちゃん。


前に書いた、おばあちゃんと過ごした時間の日記を載せて終りにします。

2010年9月13日

日が落ちてしまう前の薄暗い空で、三日月は、精一杯に発光しているようであったけど、それは、きっと何かが照らしてくれているから。


いろーんな事があった。それを毎日思い出している。
でも、日に日に、記憶が、一つ、また一つと消えていくよ。

彼女は、ゆっくりとそう言った。

ここは、私の家かね?

そう聞かれたので、

そう。ここは、ずーっと昔からおばあちゃんの家よ。

と答えた。

外は薄暗く、月が光っていた。
私は、彼女と手をつないで、月を見た。

おばあちゃん。月が出ているよ。見える?

彼女は、もうほとんど目が見えないみたいだけれど、

うん。月は見える。あんたも見える。だからまだ大丈夫。

と答えた。



おばあちゃんは、今日。私の母のお婿さんの顔と名前が思い出せないと言った。
私の父のことである。

毎日少しずつ、記憶が、消えていくそうだ。

帰り際に、

ここは、私の家よね。私は一人なんかね?

と聞かれた。

うん。ここはおばあちゃんがずっと一人で生活してきた家。だけど、すぐ近くにお母さんも私もいるし。おばあちゃんは、一人じゃないよ。

と答えた。


記憶と存在は、ぴったりとくっついて、どこかへ行ってしまうのかもしれないけれど、私は、彼女が手放した記憶を拾い集めて、きっとずっと彼女を覚えていようと思う。
[PR]



by kylynism | 2011-02-23 23:50 | 日記

サドシマルイ子

e0167315_22185781.jpg

4月17日。コラボユニットでデビューします。歌手じゃないよ〜。。
まるやまももこ(イラストレーター)と佐土嶋洋佳(アーティスト)のコラボユニット。2008年の女の子展以来の共同作業かしら。普段は交換日記をしているくらいです。
さて、何しようかな〜。
この日は、田川での音楽イベントの会場作りをします。出演ミュージシャンは言いたいけれど、またおいおい告知しますね。
では、お楽しみに〜
[PR]



by kylynism | 2011-02-10 22:25 | 佐土嶋活動(art)

川渡り神幸祭 2011.2

e0167315_2065265.jpg



e0167315_2083931.jpg


地元田川の田川産業が作る、漆喰を圧縮した素材、ライミックスと和紙などを使って作りました。

あの日も今日も明日も、空白に吸い込まれた一瞬がある。
[PR]



by kylynism | 2011-02-03 20:13 | 作品集

佐土嶋洋佳(artist)の作品写真や日記などです。
by kylynism
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28

フォロー中のブログ

最新のトラックバック

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧